【2024年12月10日更新】「萬世師表」 千葉県鴨川市 南房総 日本一海が近い高校 海が一番近い高校 海の見える学校 寮のある私立高校 寮のある高校 鴨川令徳高校
2024/12/10 |
こんにちは。
3学年主任の小林です。
明日から期末考査が始まるというのに、
私はまだ中国視察のネタを引っ張ってます(笑)
さて、記録もあと2日になったはず。
今日は中国視察6日目の様子をお届けします。
11月1日(金)...6日目
視察や座談会は終了したので実質、観光でした。
宿泊先から予定されている孔子廟と孔子府までは距離が近かったのもあり
この日もゆっくりだったので、朝活しました。

↑曲阜で最高級と言われているホテルでした。

↑朝靄が良い雰囲気を出してますね。
ホテルから徒歩2分くらいのところに運動公園がありました。
私と同じように散歩している現地の方々とすれ違いました。

散歩中に2台の車が運よく並んでいたので撮影。
さて問題です。
左の車は緑色のナンバープレート、右の車は青色のナンバープレート
違いは何だと思いますか?
ちなみに共に「魯」という文字が入ってますが、これはその車が登録された
地名になります。
千葉県だと、「千葉」・「袖ヶ浦」・「習志野」などといったヤツです。
曲阜では「魯」だそうです。
正解は、緑色は電気自動車、青色はガソリン車になります。
左のカエルみたいなのは電気、右のオレンジっぽいのはガソリンです。
そうやって分けているそうです。
さらに歩いていると発見しました。

↑学習塾ですね。
中国では、加熱する受験戦争に歯止めを掛けるために
塾を廃止する法律などを設けましたが国内に浸透していない事が分かりました。
更に...

↑ AI(人工知能)の学習館です。
しかも中国企業のファーウェイですね。
更に「中小課程一式服務中心」ぽいことが書いてあるので、
日本の義務教育課程(小学校・中学校)における
AIの使い方を学ぶ塾かと思います。
中国はご存知の方も多いと思いますが、GoogleやFacebook、X(旧Twitter)、
InstagramなどのSNSが情報統制により使えない"封鎖された言論空間"です。
(厳密に言えば、"VPN"と言われるアプリを入れれば使えます)
AIをどうやって使っていくのか。
今年ガイドラインの制定・修正が入るみたいなので
中国共産党にとって都合の悪い情報を学習させた(させてしまった)場合など
どういう風に対処するのかも気になるところですね。
お散歩終了後、バスに乗り行程が始まりました。
最初は世界文化遺産である孔子廟に行きました。

乗降場所から孔子廟まで続く参道(?)です。
人がいなかったので撮影しましたが、映画「HERO」のOPとかで
出てくる雰囲気でした(笑)
ココからあるいて5分くらいで入口に到着。
すると衝撃的な光景を目の当たりに。

全身が真っ赤!
ガイドさんに聞くと、研修旅行生だそうです。(日本でいう修学旅行生)
中国では研修の一環で旅行をすることが多いそうです。
(日本も毎年やれば良いのに...)

↑それをよそに、私は楽しみます。

↑中国国内でもA5ランクの「国家級旅遊景区」に制定されているのもあってか
管理が行き届いており、綺麗でした。

↑石畳の道を歩いて行きました。真ん中だけ石が違うの分かりますか?
この真ん中の石の上は、皇帝しか歩けない場所だそうです。
私はずっと真ん中を歩いていました(笑)
気分だけ皇帝です。

色々と説明を聞きながら歩いて約20分。
孔子廟で一番大きい「大成殿」に到着。

↑大成殿の中は、このような感じでした。
タイトルにも書いた「萬世師表」が書いてありますね。
この意味は、「永遠に人々の模範を示す先生」という意味です。
孔子(こうし・こんすー)の総本山ということもあり、
拝礼する中国人も多くいました。
孔子の存在は現代でも偉大という事を知ることが出来ました。

孔子廟の見学を終え孔子府に向かう途中、露店があったので歩いてみました。
この45人の集団が見えた瞬間...
「〇×△□?!"#$%&'+*」と物凄い大きな声で
私たちに商品を売りつけようとしてきました。
私はその光景が面白かったので、竹で作られたブックマーク(しおり)を
購入しました。値段は2元(日本円で約40円)
セット販売のアピールもありましたが、そこはスルーです(笑)

孔子府に到着。
孔子府とは、孔子の直系子孫とその家族が住んでいた邸宅です。

↑赤を基調とし趣のある雰囲気が出ていますね。

↑孔子の家で働く人たちが使っていた水を汲む井戸のような場所です。
この1か所しかなく貴重な水源としてあったそうです。

↑石畳を2時間近く歩くのは疲れました。少し休憩をしていたら
面白いのがあったので撮ってもらいました。
こうして見学はすべて終了。
昼食場所までバスで移動するので、歩いて駐車場まで行きました。

↑こういう町並みを見たかったんです!
石畳の道路にレンガ造りの商店街(?)
ジャッキーチェンとか出てきそうですね。
落ち葉と石畳の相性は最悪で、何回か滑りそうになりました。
最後尾を歩いていたのですが、前の方から「わぁ~!」という
声が聞こえたので近づいてみると...
↓馬が車(?)を引いていました。

カボチャでなかったところが残念!
観光客を乗せて道路を走っていました(驚)
お昼ご飯を食べた後、曲阜東駅に向かい高速鉄道で上海に向かいました。
曲阜東駅で待っていると、ちょうど日本にいる生徒から
「大学合格しました」とチャットが入ってきまして小躍りしました(笑)
乗車時間は約3時間40分。東海道新幹線の"ひかり"のような感じで
停車駅が多いタイプでした。
時間があったので、車内では生徒の指定校推薦・公募推薦で提出する
書類の添削をやっていました(笑)
校種は違えど周りに先生方がいるのは心強く、助けてもらいました。
時間はあっという間に過ぎて上海虹橋駅に到着。

そこからバスに乗り近くのホテルで夕食でした。

↑ココに来て遂に貝がやって来た!
ムール貝ではないし、ホッキ貝でもない。不思議な貝。
海が近いのもあってか海鮮系が多かったです。

↑エビ料理ですね。
下にマロニーちゃんが敷いてあってテンション上がり、
中国での"最後の晩餐"だったので噛み締めてきました。
本来であれば、上海の街並みを散策する予定でしたが、
台風接近に伴う雨で中止に。
そして空港近くのホテルに移動し最後の夜が過ぎていきました。
こればかりは残念だったので、
時期を改めて再訪でもしような~。
次回は最終日をお伝えしたいと思います。
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