【2024年12月17日更新】私たちにできること 千葉県鴨川市 南房総 日本一海が近い高校 海が一番近い高校 海の見える学校 寮のある私立高校 寮のある高校 鴨川令徳高校
2024/12/17 |
こんにちは。
3学年主任の小林です。
今日は「自宅学習」ということで生徒は休みですが、
先生方は成績処理で大忙しです。
今日は中国視察7日目の様子(帰国だけですが)と、
今回の視察を通して学んだこと得たことをお届けします。
11月2日(土)...中国視察7日目
この日のフライトはAM8時20分。
6時にホテル出発というなかなかクレイジーなスケジュール。
朝食を5分で済ませて上海浦東国際空港へ。

朝の7時にもかかわらず多くの人がいました。
7日間お世話になったガイドさんともココでお別れ。
食事が苦しかったので「やっと帰れる~」という思いと、
「上海を1日楽しみたかったなぁ~」という思いが入り混じってました。

いざ出国です。
あの美味しかったジャスミン茶ともお別れ(泣)
台風の影響で飛行機が飛ぶか飛ばないか心配でしたが、
なんとか定刻でテイクオフ。
隣の席がアメリカ人のカップル。
中学生レベルの英語しかできませんが、少しばかりお話しました。
ワイワイ楽しく話していると...

↑機内食がやってきました。
機内が騒がしくCAさんが質問してくれた言葉が「チャーニーズ」しか
聞こえなかったのでチャーニーズをセレクトしました。

↑お粥、ザーサイ、あんぱん、味付き卵、麦芽ゼリー、ヨーグルトでした。
お粥が熱くて震えました。
雲を眺めながら朝食Part.2を楽しんでいると、
台風の影響からか乱気流に巻き込まれ、流石に色々と覚悟しました。
食事を済ませた後も2回ほど乱気流に巻き込まれ
"背筋が凍る"って意味がよく分かりました(笑)
そしては飛行機は定刻で成田空港に到着。
スマートフォンの時間が1時間進む瞬間を見ましたが、
不思議な感覚になりましたね。
そして税関を通り日本に入国。
JENESYS2024日本青年教育関係者訪中団は解散しました。
1週間を共に過ごした全国各地の先生方と別れるのは
とても寂しかったですが、今日もそれぞれの職場で
ご活躍されていることでしょう。
さて、ここからは今回の視察を通して
学んだこと得たことを3つお伝えします。
(踏み込んだことを書きます。)
①:日本に来る中国人留学生は中国国内での競争に負けたから?
ブログでも以前に書きましたが、中国での受験戦争は熾烈です。
大学入試は難しく、進学する大学でその子の人生が決まります。
進路の主導権は子供ではなく圧倒的に親。
その親が国内の大学への進学が見込めないと見込んだら
子供を外国(日本)の学校に留学させるのではないかと思いました。
そして日本で勉強させ、日本の大学に行き卒業後は帰国や就職といった
人生を歩ませようとしているのではないかと思いました。
②:中国共産党のやり方に違和感を覚える親が増えた?
ブログでも以前に書きましたが、中国は中国共産党の一党独裁体制です。
教育方針も中国共産党が定めたように取り組み、育てなければなりません。
その共産党の手法(画一的なもの)に違和感を持つ親が
子供を国外に出し留学させようとしているのではないかと思いました。
③:"個人"単位で仲良くするしか手段はない。
政治における日中関係は良いものとは言えません。
現状、日本の外務省関係が調査した「日本人が中国人に対する印象」は
9割近くの人が「嫌い」という印象だそうです。
逆に「中国人が日本人に対する印象」は8割近くの人が「嫌い」という
印象だそうです。
しかしながら、視察で会った方々は皆さんとても親切で素敵でした。
資本主義国と社会主義市場経済国という国の仕組みが異なりますので
どうやったって政治的な考えは相容れない。
であれば、仲良くするにはどうするべきか。
済南外国語学校での投稿でも書きましたが"民間外交"で友好関係を
築くしかないと思いました。
(これをとやかく言う人は、とりあえず訪問し現地の人と
触れ合ってみてください。私は行って見て考えが少し変わりました。
そして生徒にも同様の話をしましたが、賛同してくれました。)
というのが私の率直な3つの感想です。
やっと視察の投稿が全て終わりました。
長くお付き合いいただきありがとうございました。
来週からもとの投稿に戻りますが、何が起こるかな?
では。
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